沖縄を愛する全ての「誰か」へ贈るラブレター。

市民力!

2010年11月16日 18:05

自分が沖縄人である事を誇りに思うウチナンチュ。
東京や大阪、内地で生まれたけど、親が沖縄人。
親がナイチャーだけど、沖縄で生まれ育った沖縄人。
沖縄の人と結婚して、今や沖縄人。
日本語も話せないけど、沖縄に来た事もないけど、
遠く沖縄を思うハワイの移民3世。
血縁はなくても、御縁があって沖縄を訪れて、出会って、
骨を埋めるまで沖縄に生きる事を決意した人達…


いろんな立場の、たくさんの人が、沖縄を「故郷」と慕い、愛してる。

悲しみを乗り越えてきた強さと明るさ、
平和で、穏やかな人達、音楽や踊り、言葉、行事、衣食住。
まだまだ知らない沖縄の魅力ってたくさんある。

でも、それは全て、ただそこにあるものじゃない。
オジィオバァが戦争を乗り越えて、命がけで守って来てくれたもの。

戦争で燃えないように、
食料よりも先に紅型の型を壷に収めて埋めた「誰か」がいた。


戦争で捕虜になっても、
カンカラーで三線を作って、歌い続けた「誰か」がいた。


私達の愛する「沖縄」の全ては
小さな存在の無名な「誰か」の大きな努力で守られて来た。
ただ、見てるだけで、そこに残って来たわけじゃない。
「誰か」「守って来た」から
かろうじて残されているのだ。


今も、たくさんの「誰か」が、
沖縄を「故郷」と慕い、愛して、守ってる。

悲しみを乗り越えてきた強さと明るさ、
平和で、穏やかな人達、音楽、文化、言葉、衣食住。
これからも、この「愛すべき故郷、沖縄」を守りたいと思っている。

…よね???



その「愛」は、今だけのものじゃないよね?
「未来の沖縄」には関心がないってことないよね??


愛する故郷・沖縄の
自然を、文化を、生活を、
守るか?
壊すか?
発展させるか?
内地色に塗り替えるか?



そんな大事な事を決める時に、
「政治家」に任せっきりでいいの?
税金だけ納めて、つまりスポンサーにはなるけど、
そのお金の使い道には知らんぷりでいいの?


投票に行かない、ということが、
あなたのどんな意思だろうと、
投票率だけ見ると、
「沖縄県民の未来への関心の低さ」だと思われてしまう。
「関心が低いから、見てない内に決めちゃえ!」とか思われてしまう。

投票率は、「沖縄の事を考えている20歳以上の人の割合」のバロメーター。
沖縄を愛してる、という人は多い割に、
沖縄の未来を考えてる人は50%しかいないの??


だから、今度こそ、投票率を上げて、
私達が沖縄を心から愛し、
未来の沖縄の事も考えている事を、証明したいのです。
子供達に、私達の愛する故郷をより良い形で残そうとしている大人が
こんなにたくさんいるんだってことを
「投票率」という形で証明したいのです。

いろんな所で、いろんな人が、いろんな形で、
沖縄を愛してる。
いつも心に「故郷・沖縄」がある人達が世界中にたくさんいる。

でも、知事選は、「県民」だけに与えられた貴重な権利。
投票できない人達は、私達に「思い」を託すしかない。
沖縄を愛する人達の思いを預かっているあなたの1票は
もはや「1人分」ではなく、とても大きく膨らんでいます。

想像してみて。
例えば、知事選、大接戦で、
1票差で決着した時の事を。

あなたの1票が、
沖縄の未来を決めた事になる!

あなたの1票が知事を決める。
その知事を筆頭に、この4年間に決めた事が、100年続くこともある。
その知事を筆頭に、永遠に取り戻せないものを失うこともある。
その知事を筆頭に、100年後も世界に誇れる功績を残すこともある。


あなたの1票から始まる100年間。
これから4年間の、10年間の、100年間の沖縄を想像して、
投票して下さい。

たった1回2回の投票や政権交代で諦めた人もいるでしょう。
でもダイエットでもそうでしょ、1回2回じゃ結果は出ない!
まずはせめて10回は選挙へ行ってみよう!
絶対に、何かが変わってくる。
あなたの中の何かが。

沖縄を愛する、1県民として、
沖縄を愛し、守り、次の世代に伝えようとしている「誰か」が傍にいる事を、
まだ投票権を持たない次の世代に見せてあげたい。

沖縄を、未来を、諦めないで、
もう1度、投票に行って下さい。


心からお願いします。

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